💥オリパの闇・炎上事件大暴露①💥

1996年にゲームボーイソフトとして発売された『ポケットモンスター』
現在ではシリーズ4000万本以上と、もはや世界中で知らない人はいないといっても過言ではない。
同96年に発売開始された「ポケモンカードゲーム」累計製造枚数432億枚以上、販売言語は13言語、77の国と地域で販売されている超ヒット作。
急速に増えたポケモン商材
2025年2月現在、「ポケモンは投資資産」なんて見出しのブログや情報サイトが数多の動画サイトやSNSで配信され、転売ヤーだけでなく一般人ですら「簡単にお金を稼ぐならポケモン」と言い出す始末。
特にポケモンカード新弾の発売日前日になるとどこからともなく人が湧き、販売店舗には長蛇の列ができるほど。ポケモンセンターや、家電量販店などでは、事前抽選や参加券などさまざまな販売方法がとられているが、現在もっとも規制が緩いといわれているのがセブンイレブンやファミリーマートなどの「コンビニエンスストア」だ。
※コンビニによっては発売時間を規制したり、行列を解散させたりしているところもあるみたいだが、未だに入荷後に店頭に並べ、即時販売を行う店舗もあるというが、コンビニ店員曰く、何度も何度もポケモンカードについての問い合わせの電話があり、「仕事にならない」なんて声も...
続々と増え続けるカード専門店
さて、カード専門店は、前述したが事前抽選などで販売している店舗が多いようだが、なかには悪質な専門店も存在している。関係者によると一部悪質な店舗では入荷したポケモンカードを一般に販売せず、全て開封しカード単体の値段で販売しているとのこと。
発売日前日にはフラゲ(フライングゲット)販売などで入手した人たちがフリマサイトで販売し始めるので、この情報や独自情報などをもとに、価格を釣り上げて単体販売。こうすることで、一般販売するよりも大きな利益が得られるという。

しっかりとした店舗ではパッケージの個数制限が定められ、買い占めなどは不可能に近い。
続けて情報提供者の方が「最もあくどい販売方法」として紹介してくれたのは、自動販売機などで販売されている店舗独自の「オリジナルパッケージ」の販売。1枚から複数枚のポケモンカードをパッケージングして、"オリパ"と称して販売している。

この販売方法は公式が販売するパックでもランダム排出なので同じように見えるが、まったくの別物。
そもそも公式販売のものは、すべて新品。価格も安く封入枚数もしっかりと決まっており、販売しているパッケージで出るカードが決められている。 しかしオリパの場合、店舗が買い取ったカードなどが封入されているので、基本的に中古カードが入っている。カードランク「プレイ用(カードゲームを純粋に楽しむ人用)」なんて書かれていることもあるが、傷や折れなどがあるカードが封入されていることが多い。
それでも比較的親切な専門店では、自動販売機を空にすればポップに書かれたレアの一部が出るようになっている。当然そのレアを転売価格で購入するよりも高くなるのだが…。 店舗によっては、オリパを作った際の個数に応じて封入しており、自動販売機外の個数もカウントされている状況。自動販売機を空にしてもポップのレアカードが出ず、再度追加された自動販売機で空にしたらレアカードが出るなんてことも。
それでも比較的親切な専門店では、自動販売機を空にすればポップに書かれたレアの一部が出るようになっているらしい。当然そのレアを転売価格で購入するよりも高くなるのは当然だが…。
ネット販売の"オリパの闇"
当たったカードをその場でネットのみで使えるポイントへ交換し、次のオリパガチャが引けるという販売方法で、元カードと現品がなくてもガチャができてしまう仕組みが存在するという。
買い占めや転売は継続中
一時期、公式が生産増強を行い、転売は落ち着いたように見えたのだが、新しいシリーズから人気キャラクターの新たなレアリティーカードを設置するなどもあり、再び転売騒動が起こっている状況。 むしろ、今ではカードゲームだけでなく、公式販売ショップであるポケモンセンターで発売されるオリジナルグッズまでも転売商材になっており、レアグッズが販売開始される日にはショップに長蛇の列ができるほど。

メルカリで転売されている「ぬいぐるみMyPIKACHU」は異例の公式からお知らせが出るほどの転売需要があった。(SNSでは子供を押しのけて奪い合いをする転売屋の姿が頻繁に動画がUPされている)
ポケモンカードはなぜこんなにも流行ったのか
実際に、過去の公式大会などは事前抽選もなく気軽に参加ができるほどだったのが、今では事前抽選必須になるほど参加希望プレイヤーが増えた。当然プレイヤーが増えるということはカードの需要も増え、対戦で使う強カードやコレクション目的のカードなども値上がりしていたと。
ポケモンカードの開封動画

そして現在、テレビのニュースなどでも転売屋にクローズアップされるほど、転売というとポケモンの名前が上がるほどに広く浸透してしまっているのが現状。まだまだ前述した某オンラインオリパ関係者による暴露話は多数あるので、次回以降、公式による対策なども含めて詳しく紹介していこうと思う。